今年はニューヨークとあって、例年以上に多い参加者が。約6千人の美術教育関係者が米国内外から集まる。私も久々にブレントと共同で発表することにしている。それに昨年夏インシアで発表したメンバーでもシンポジウムを組む。楽しみ。
も一つ楽しみなことが。学会の後、ブルックリンに住む美香ちゃんちに2泊することになっている。彼女はシカゴの美術学院時代の同級生。一回り年しただけど、なぜか縁が続いている数少ない学生時代の友人。昨年ママになった。海のお古を携えて、そのママぶりを見に行ってこよう(^_^)。
今日は朝3時半起きだった。さすがに全て終了した時にはぐったり〜。それもインタビュー(面接)がうまく言ったとは正直思えなかったからなおさら。う〜涙。今回の面接をちょっと甘くみていたとかなり反省。
実は今ロングビーチのカリフォルニア州立大学ヘッドオフィスから、これを書いている。朝3時半起き。チコ空港早朝5時20分発のサンフランシスコ行きで飛び。そこで乗り換えてロスアンジェルスへ。そしてシャトルカーで10時前に着いた。
バレンタインの日(火)に入院したから2/17(金)の今日で4日目。昨夜病院からの帰り軽い夜食をと「Safeway」に立ち寄ったら、かわいい花束が。思わず買ってしまった。たぶんバレンタインの残りかも。あまりにピンクピンクの配色に、男の子の海には申し訳ないので、チョコを足した。これまたバレンタインの残りが明らか(海のためというより私のためかも笑)。
ジョンと交代のためお昼過ぎ病院に入った私に笑顔無し。今日は朝10時過ぎに内視鏡検査があったので、昨夜から何も食べてない。お腹すき過ぎが無口の理由。でもこれで大きな検査は一段落。血液検査ではあまりわからなかったことが、この内視鏡検査で海の体調不良の病名が絞られているとのこと。でも全ての結果が出るのはまだ少し先。やはり今週一杯は入院が続きそう。

お昼に流動食が出、しげみさん家族がお見舞いに持って来てくれたチョコを食べた海。心なしかちょっとほほが膨らんでもとの海にもどりつつある感じ。それにしても病院内でも各部屋ラップトップが無線でオッケー。おまけにプラズマTVがベットそれぞれに付いている。ちょっとしたホテルである。去年私が入院した時は、確か二人部屋だったけど、ちゃんと二台あった。私の場合、さすがにお腹を切って、食事もずっと流動食。3日間の入院中、病院や病室を観察する余裕は全くなかったけど、今回海のつきそいで結構な時間を病室で過ごしてみると、至れり尽くせりなのがわかる。そういえば、海を生んだ時、ここでなく、イリノイだったけど、その時も個室で、さらにソファーベットがついていて、付き添いもそこで泊まれるようになっていた。食事もいろいろ選択できて、ちょっとしたレストランだったのを思い出した。14年前のこと。

ファミリールームの左側の壁、ダイニングテーブルの横は私のモダンアートのテリトリー専用に。そしてお気に入りのオリジナルアートを飾るようにした。セラミックの彫刻は同僚の陶芸の教授スーのアブストラクト作品。モレキュラ(分子構造)のような彼女の作品は理屈抜きに好き。これは昨年春の義援金集めのアートオークションで私自身がせりとったもの。その右の白い額装のプリント(版画)は数年前BFAの学生の卒業展示会の中の作品から購入したもの。この右に実は大きなスペースを残してある。ここにはMFAの版画が専門の学生で長年うちの学部でTAをやっていたメゴンの大きな作品を飾る予定。サイズのあう額縁がなかなか見つけきれずにひと月程前やっとリサイクルショップで見つけた。もともとの黄色の壁にマッチした同じ配色系統の作品がここに並べることになる。今からを想像して楽しみが募る。(*ここにあるダイニングセットも新年早々アンティークショップで安価で手に入れた1920年代もの。私たち的には超掘り出し物であるよ。)


そのダイニングの右側同じファミリールームの中心にガスストーブが。その後ろの壁には木彫りや張り子のマスクを飾ることにした。ちょうど栗材のアンティークの水屋箪笥の木目が床の竹のタイガー模様にマッチしたのでここに水屋を配置。お面類はその上さらにマントルピースの上に。最初はここに絵を飾る予定だったけれど、ちょうどスカイライト(天窓からの朝日)がちょうどこの壁に当たるので急遽変更することに。予定はあくまでも未定。実際に住んでみないとわからないものですね。今の時期朝の9時頃ちょうどこの壁に飾ることにした「弥勒菩薩」のお顔あたりに朝日があたり神々しい。思わず手を合わせてしまいます。ガスストーブの後ろマントルピース上のちょうど中間あたりにはジョンの父方の方の祖母(美術&音楽の元先生)のこれまた版画作品を飾ることにした。鮮やかな三原色の作品。
うれしいことに新しい我が家は全体的に前の家より広い。(もちろんそういうように探したのだけど、、、)そして何より4番目の部屋(Bed room: 寝室)「ゲストルーム」を確保することができた。これは長年の夢。これでゲスト(特にジョンのお母さんね)が来た時に私のオフィスや海の部屋を提供する必要がなくなる。ほっ。
昨日(2/14)はそういえばバレンタインディーだったのだ。海のことで余裕無くすっかり失念。一日明けでまだいろいろな検査が予定されているけど、「まな板の鯉」状態なので、ここは病院におまかせ。ジョンは昨夜は海につきそいで病室で一夜の後、朝家に、そして午前中仕事に顔出しして午後から再び病院へ行く事に。私は今日は授業の無い日で家で待機することに。今日配達予定のプラズマTV(引っ越しをきっかけにようやく薄型に切り替えることにした私たち)を予定変更せず受け取ることにもした。その対応で私は家で朝の10時から缶詰状態。お昼すぎに到着したTVを箱のまま家に残し、ジョンと交代のため2時過ぎに病院へ。
2/13(月)ジョンの主治医に先週金曜日のテストの結果確認の電話連絡と右足の膝が大きく腫れ上がっていることを伝える。今まで診てもらった先生にもいろいろ対処してもらったけれど、いまいち遅々として進まないその症状に少し不信感の私たち。セカンドオピニオンのつもりで診てもらったジョンの主治医のDr.リオンがすぐに折り返し電話をくれたのがうれしかった。海の予想外の膝の腫れにすぐに反応してくれ、他のいくつかの専門医にアポをとってくれる。