Masami Toku on Flickr

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2010年12月25日土曜日

2010年クリスマスの夜の過ごし方:How We Spend Christmas Night in 2010?


日本のお節料理同様、アメリカでも祝い料理というものがある。感謝祭やクリスマスのターキー(七面鳥)料理がその定番。そんなにおいしいものでは実はないのだけれど、これを食べないとクリスマスを祝ったような気がしないのも習慣というもの。(大晦日の紅白みないなもの?ちょっと違うかな?)

うちではその七面鳥を焼くのはもちうちのジョ〜ンのお仕事。そして去年からクリスマス料理作りに参加し始めた海も重要な役割を持っている。昨年は確か、海が朝食、私が昼食、ジョンが七面鳥での夕食だった。今年はメインのターキに突き合わせのポテトのチャウダーを海が作ってくれる事に。学校で習ったものをうちで作って大好評に気を良くして、自分から手を挙げた。やはりこどもはほめて育ててあげるもの。こういう時にその成果が現れる。むふふ(と偉そうにいってますが、ほめて育てるのは言う程簡単ではなくて、往々にしてほめ殺し状態になりがち、そしてそうそう現実ではほめ効果はあらわれないので、こうしてひょんなきっかけでそれを確認できたりすると、喜びもひとしもですな。)

写真のお皿手前左から時計回りに、その七面鳥からおもいおもいに好きな部分を選んで。紫色のゼリー状のものがクランベリーソース。末マッシュドポテト。七面鳥の中に詰めて焼くブレッドの詰め合わせ。スイートポテト。そしてマカロニグラタン。これらがだいたい定番の組み合わせだということです。ジョン曰くですが。

最後の写真は、クリスマスディナーの後、車で回ったクリスマスイルミネーション巡りドライブ。今年は小雨まじりのクリスマスナイトでしたが、それはそれで趣があって良いドライブになりました。ひとつ言えることは、このクリスマスイルミネーションの飾り付けを1年の締めくくりと思う(もっとストレートに「命をかけてる」)人たちが大勢いるということですね。

2010年12月24日金曜日

クリスマスイブのスペシャルミール?其の二:Special Meals on Christmas Eve-Part 2? (12/24/'10)


さてさて、今日はクリスマスイブ。明日は七面鳥焼いたりとちょっと忙しいから、今日は楽してお外で食べましょう。ということで、うちの近くにあるインディアンレストランに行く事にした。ホリディイン(ホテル)の1階にある。(写真の真ん中あたりワインカラーのテントが見えるのがそこ)

私はあんまりインディアン料理が実は好きでない。同じくスパイシーなタイ料理は大好きなのに、不思議とジョンには言われるけど、、、なぜなんだろう。自分でもはっきりとした理由はわからないのだけど、たぶんスパイシーの質の違いかも。タイ料理は甘辛、でもインド料理は本当にスパイスがどっかーんと舌にきて、味が次って感じかな。それと、もちろんみんながみんなそうでないけど、私の印象としては、食材がすべて溶かされて練り物っぽくなって、もとの食材がよくわからないところかも。(何が入っているかよくわからないっていうのは私的にはちょっと不安?)

長々とインド料理の文句を述べた気がするけど、あくまでも全体の印象ということで、一人で好んで行こうとは決して思わないけど、ジョンが好きなので、家族で、それもランチのブッフェスタイルの時に利用するのはやぶさかではないの(笑)。好きなものを選んですきなだけ食べれるので、迷わなくて済むこのブッフェスタイルはインド料理に限らず、中国料理でもよく利用する(主な理由はランチは安いからよ、もちろん)。写真がその私のお皿。文句いってたわりに結構な盛り付けではないの、本当〜、そうだよね。

実はインディアン料理で好きなものが少なくとも2つ。特にここのお店のバターチキンがお気に入り。多分バターで炒めたチキンを使った濃厚なスープソース。と、テザートのジャスミンライスプディング。なんやかんや言って決してきらいではないのではないの?そうかも、それも実はイリノイ時代のインド人の友人のファミリーパーティにお誘いを受けて、彼女の手料理を食べて、やはりおいしいのだと実感したことがありました。それ以来食べれるようになったの。どこの料理でもやはり家庭料理の味がベストという所が今日のこのブログの落ちのようで、、、ちゃんちゃん。

クリスマスイブのスペシャルブランチ(焼きそば?:Special Meals on Christmas Eve? (12/24/'10)

うちの息子は私の味に慣らされているせいか、麺類やごはんが大好き。特に焼きそば、それもこの焼きそば、インスタントもの。一個約50円くらい。私がまだイリノイで学生だった頃、お金がなくて、よく買ってたというような悲しい話しではなく(笑)、それもあるけど、アジアンスーパーで簡単にそしてカップ麺(2ー3ドルする)と比べて格段に安く手に入ったので、よく食べてたもの。

お野菜(ほとんどキャベツのみ)を別に炒め、別のフライパンで湧かしたお湯にこの麺をつけ、ふやかすというか、(その水分を麺が吸い取って)やわらかくなり、フライパンの中の水分がなくなったところで、その麺を先に炒めておいたフライパンに入れ、まぜまぜ、ついている粉ソースをかけてさらによーく混ぜ(むらがあってはいけないとは海の弁。はいはい)、お皿に。そしてこれまたついている青のりを上からかけてできあがり(健康に悪いとうわさだが、、、お好みでキューピーマヨを上にかけるとなおよろし)。ほらこの通り、結構よい軽食になる。これがうちの息子はだーい好き。

クリスマスイブの朝食何にする?の問いに迷わず「焼きそば!」と答えた息子(安上がりな子である ^_^)。がさがさと袋を探してみて、最後に一個となったこの焼きそばを見つけました。記念に一枚。

2010年12月23日木曜日

シーズン一押しとうわさの映画「True Grit」

1969年ジョンウェイン主演「勇気ある追跡」の邦訳でも知られるオリジナルタイトル「True Grit」のリメイク版。ジョンウェインはこの映画で念願のアカデミー賞をとったらしい。今回はジェフブリッジ主演。ちょうどコンピューターゲームのようなフラッシー(光でちかちかする)な最新映画「Tron」に主演のジェフブリッジを見たばかりだったので、あまりの違いにちょっとびっくり。この映画の感想はさておき、今日(12/23木)見に来ている観客がいつもの感じとかなり違うので、そっちの方に正直驚いた。皆年齢が高かった。高いというよりお年寄りと言った方が正しいかも。あとで著名なジョンウェイン主演西部劇映画のリメイク版と知って納得(それも父親を殺された14才の少女と、その仇討ちに雇われた初老片目の賞金稼ぎ?と思わんばかりの飲んだくれのUSマーシャル、ルースターと一緒の追跡劇とくれば舞台装置はばっちりね)。皆ノスタルジックな気持ちで見に来たのだろうと思う。週半ばのそれも一番早い11:45AMの放映というのに、観客席はうまっていた。最近ではあまり作られなくなった西部劇だけど、ある程度の年齢以上の人たちにとって、西部劇はアメリカの開拓時代の象徴。やはり潜在的に人気は高いのですね。(写真は左が1969年版。右が 2010年度版のポスター)

ストーリーはだいたいわかったけど、悲しいかな。映画中で語られるジョークの英語がよくわからなくて、皆が笑うところで笑えなかったの。20年もアメリカに住んでいてこの程度。笑いは文化を共有した結果の産物ということで、仕方がないといえば仕方がないのだけで、映画の後で12才の息子に教えてもらって、納得したところがちょっと情けなかった。私もまだまだですね。

(ところで、これは日本では受けないだろうな。アカデミーをとったらもしかして放映されるかも、でもね〜これはアメリカのアメリカたるゆえんの映画だから、少なくとも興行的には成功しないな日本では。もちいつもの個人的感想ですが、、、あっそれと主人公のマティー、強ーい、たくましい!14才とは思えない。うちのジョンはひいていましたが、あれくらい強いとみていて気持ちいい。彼女の精神の強さこそ西部開拓の象徴なのかも。最後数十年後、マティが荒野を歩いて去って行くシーン。彼女の去って行く後ろ姿、黒衣片腕の後ろ姿を真後ろ中央から延々と追っていて、荒野のブラウンととけ込み、それはそれは美しかった。枯れた色調に押さえた映像は感激ものです。)

2010年12月21日火曜日

A Shopping Day before Christmas (12/21/'10): クリスマス前のショッピング

写真はDungeness Crab(ダンジネスクラブ)。何とポンド(約450g)で$2.99(250円くらい)の大安売り。蟹が大好きな私。もちろんその日は3匹買って、それでも約11ドル。ということは日本円で千円以下。湯出て、溶かしたバターにディップ(浸けて)して、ぱくりとかぶりつきましたよ。これが一番典型的なカニの食べ方、ここではね。大ー好きなの。私 (^_^)!

クリスマス前のショッピング。学校も大学も授業の方は終了。ちょうどクリスマス前の一番忙しい頃。皆浮き足立っているし、プレゼントの買い物以外にも、スーパーも大入り。今日は海が私たちへクリスマスプレゼント代わりに料理をしてくれるということで、そのメニューの材料を買いにショッピング。メインのターキー(七面鳥)はジョンがオーブンで焼いてくれる。私はいつもの定番カリフォルニア巻きや春巻きなど日中合同のアパタイザー(前菜)を。その海は好評だったポテトチャウダー、メキシカンサラダ、そしてチョコレートクッキーを作るとはりきっている。今回はそういうことで今から楽しみ (^_^ YaHoo)!

写真は実は今日のものではないの。11月にショッピングに行った時に写真を撮ったもの。今日はアメリカの巨大なスーパーマッケットを紹介。写真左上から、スーパーに入ってすぐにある、果物売り場。そして長〜い列が延々に続く。えっとここはどこだったかいな。たぶん缶詰売り場かな。こういった列が10例以上平行に配置されている。それも2翼。一番下の写真はキャッシャー。ここがまた長ーく15以上並んでいる。これだけあれば込まないだろうと思いがちだけど、チ、チ、チ、甘〜い。一人一人が押しているカートが日本のと比べると比較にならないくらいでかーい。短いベルトコンベアーのようなところに、カートから食物を出して、計算して、お金を払ってという流れで結構込んでいると時間がかかる。日本と違って毎日買い物に来るのではなくて、1週間ぶりくらいのまとめ買いを皆していくから。それにあわせてもちろん冷蔵後もでかいのよ。そう言えば、だいぶ前(確か8年前?)にチコにやってきた母が、冷蔵庫を開けて中をみて、「あなたの生活も豊かになったのね。これで大丈夫ね。」と感慨深げにいっておりました。学生時代は本当に貧乏生活だったもの。その時もやっぱり冷蔵庫を見ていたのかしら。今度聞いてみよう。

2010年12月20日月曜日

2010 Final Cleaning Day (12/20/'10): 学年末のスタジオ大掃除


アメリカに来てから年越しの恒例行事、年末の大掃除をしなくなって久しい。が、大学の教室(スタジオ)の大掃除はやっている。年末というより、学期末毎の大掃除。今回は今学期一クラスを持ってくれたパットが大掃除の手伝いを買って出てくれたので大助かり。午後から2時間程で見違えるようにこぎれいな教室の早変わり、、、続きは写真とともにまたね。

続きです。一番上の写真は美術教育のコースがあるビルディング、テイラーホール(Taylor Hall)。私のオフィスやスタジオのクラスや大きな講義室があるエイアーホール( Ayres Hall)の斜め向かいにある。1階に陶芸やガラス工芸のスタジオがあり、大学のユニバースティギャライーもここにある。ちょうど写真の右側2階部分、窓が見えている所が美術教育の教室。この2階部分は英語(English)や日本語学の教室もある。数年のうちに取り壊されて、新しいビルディングができることになっているが、、、いつもその年の予算状況次第で、その話しが出てからもう10年以上、延期延期で来ているので、皆半信半疑(でも今度はほんとらしいとのこと)。下2枚が、私の机から向かってのその教室内部、左右の様子。いつもは学生の作品で埋まっている壁からすべて取り外されて、黒い壁紙のみが残っています。

2010年12月19日日曜日

2010 Announcement of OTA from President (12/17/'10): 学長からのメッセージ

先立って12/2(木)に学長や同僚がサプライズで授業中のクラスを訪問して、受賞をお祝いしてくれたが、12/17(金)、今学期最後の日に、正式な受賞のアナウンスが学長からのお知らせとして、大学のメールを通して流れた。以下がその文章。このお知らせの後、同僚たちか次々にお祝いのメールが届いた。今年は年明け早々個人的にも大変な年で、日本へも今年だけで4回も往復することに。でも今年は来年のための準備期間として、あせらずに少しゆっくり行こうと決心した年でも。結果、ペイオフされた形で、最良の年末を迎えることに。支えてくれた同僚、友人、学生達、そして家族に感謝。

(来年早々には正式な私の紹介が大学サイトから、顔写真とともに(う〜)紹介されることに。そして私の名前が、大学の学長室の壁のプレートに刻み込まれることになる。お母さん、私本当にアメリカの大学で教えているのよ。喜んでくれるかしら、、、多謝。^_^)

From: CSU, Chico President Paul Zingg
Sent: Friday, December 17, 2010 2:19 PM
To: All Announce (restricted)
Subject: 2010-2011 California State University, Chico Outstanding Teacher Award

The Faculty Recognition and Support Committee has selected Professor Masami Toku, Department of Art and Art History, to receive the 2010–2011 Outstanding Teacher Award. I am delighted to accept their recommendation.

Professor Toku came to CSU, Chico in 1999. She earned her PhD in art education from the University of Illinois at Urbana-Champaign. Professor Toku immediately brought an international perspective to the curriculum in the art department. As part of her curriculum, Professor Toku introduces Manga (graphic novels), a world-famous Japanese comic style. Her students learn how to include this international art style in K-12 arts curricula. A major international exhibition of original Shojo Manga (girl’s comics) began its tour in Chico in 2005 and traveled to nine sites in North America and fours sites in Japan. Professor Toku’s students assisted with the exhibition and are credited in the exhibition catalogue.

Serving as the coordinator and the advisor of Art Education students since 2003, Professor Toku is the link between the Art Education students and the credential program in the Department of Education. She plays an active role as a member of the conference Board of Directors for the InSEA (International Society for Education through the Arts). In 2008, she arranged for three CSU, Chico Art Education students and her colleague Professor Teresa Cotner to serve as English language editors for the InSEA Congress 2008 Proceedings. In 2007 and 2008, Professor Toku brought 25 teachers from Japan to learn about education systems at CSU, Chico and K-12 schools in the community.

Professor Toku connects with her students through her passion and her wealth of knowledge in Japanese art. Her students praise her knowledge, her organization, and her attitude in the classroom. She teaches as much from command of her discipline as the force of personal example.

It is for these accomplishments that I ask you to join me in congratulating our colleague Masami Toku, this year's recipient of the Outstanding Teacher Award.

ついでに2008年度NAEA(National Art Education Association)にて、その下部組織 USSEA (United State for Education through Art) Ziegfeld International Awardをいただいた時の盾。これは米国の美術教育界で国際的に活躍した美術教育者に贈られる(ということになっているが、米国に滞在する外国人から毎年選ばれるのが常。それに外国籍の美術教育者がそれほどいるわけではない。ということで日本人である私がその年はいただきました ^_^)。(*写真はいつものようにデジタルで撮った時の偶然の産物。パズル画のようでちょっとお気に入り。)

2010年12月17日金曜日

続けて今日も朝から映画だぞどうだ(12/17/'10): Watching a movie today again!

昨日に続いてまた映画。大丈夫か〜?まだ成績付けは一杯残っているのに。いいのである。そういう日があっても。

朝一番10:30AMスタートの「ナーニヤ」第三弾 (The Chronicles of Narnia: The Voyage of the Dawn Treader)をジョンと二人で見に行く事にした。(海はファンタジー映画を見る年はもう卒業なんていってたけど、ほんとかいな。)

チコにある映画集合施設「Tinseltown (チンセルタウン)」では、朝一番の映画はいつでも(そう週末でも)そして新作でもすべて、割引で$5ドル。なんと新作映画が日本円価格だと約400円で見れるということになる。3D版の場合は$3割増で計$8ドル。(そのかわりに3D眼鏡が渡されるけど、観賞後はリサイクルのため返却してしまうので、眼鏡代というよりは、3D映画映写のための特別機材代ということらしい)。ところで、映画の代金だけど、日本と比べてかなり安いと思う。3D用の3割増の価格でも、日本円にするとそれでも650円ほどで見れてしまう。日本の映画代金って確か私の記憶では1,500円くらいしたかと思うので、いかに高いかこれでよーくわかる。(あっ、でも今円高で換算率のせいかな、、、いやいや1ドル百円強で計算してもけっこうするから、やっぱり日本での映画鑑賞は一般的に高いよね。)

今日は映画の話しではなく、映画の代金の話しになってしまいました。映画は二作目が散々だったし、批評もそれほど高くなかったので、それほど期待せずにいったけど、個人的にはポッターよりずっと楽しめました。

映画の批評サイト「Rotten Tometoes」 (「クサったトマト」という意?すごいタイトルと思うけどこういうのもありなのですね)の情報はここをクリック。批評家達は49%一般観客の評価は76%ということで、批評家の意見はけっこう辛口だけど、一般受けは決して低くないようです。私もその一人という事で。

2010年12月16日木曜日

ヤッター!最後の試験も&海の学校も今日で終了&そして家族で映画にGO!: Yean! Let's Go to Watch a Movie Tonight!

今日(12/16木)で大学の方の学年末の試験も終了。海の学校も今日が最後の日。ということで、夕食を済ませ、久々に遅い時間帯(7:35PM)で映画を見に行く事にした。クリスマス前は新作それも大作映画のラッシュシーズン。それもたいていはエンターティメントに凝りすぎているせいか、作品としてはそれほど価値のあるものは少ない(とは批評サイトの弁)。

でも今夜のアンストッパブル(Unstoppable「誰も止められない」)は別。地味ーな映画かと思ったら「私たちの日常生活というか日常の便利さって、ひとつ間違えば大災害につながることで満ちあふれているのね。」っと思わず考えさせられてしまうスリル満点の映画でした。

車両整備の怠慢で走り出してしまった無人の貨物列車。しかも毒性の強い化学薬品を大量に積み込んでいる、、、、車両体験遠足でたくさんの子ども達が乗り込んだ汽車も反対側から向かって来ている、、、いったい誰が止める事ができるのか、、、100キロ以上のスピード(で走る貨物)の先には70万を越す人口の街が、そしてこのスピードでは絶対曲がりきれないカーブの沿線(要減速時速15 マイル=24キロ)には大きなガソリンコンビナートが、あーあ絶対絶命!(もちろんどうにかなるんだけど、音楽もすごーく効果的でドキドキハラハラしどうしでした。)

ファンタジーでもスーパーマン的ヒーロの物語でなくても、十分ハラハラドキドキのムービーができるんだというのを久々に実感させてくれた映画でした。(実話を元に脚色したのだそう。)批評サイトのRotten Tomatoes の評価も高かったですね(86%)。日本では年末年始のこの時期、派手な作品が多いかと思うので、これが放映されるかどうかはちょっと難しいかな、、、

2010年12月13日月曜日

Late Assignments: 海の遅れた宿題事情と成績急降下の理由(わけ)

今週で最後。いよいよ今学期も佳境に入り、後は学年末のテスト。その後学生達は開放されて思い思いにホームタウンへの帰途に着く事になる。私たちはというと、う〜成績付けが待っている。これが結構大変。今日は私の大学の成績付けの愚痴ではなく(その内たぶん書くと思うけど)、海の学校の成績のことをひとつ。

海たちの学校(中学)も今週、木曜日で最後らしい。今海は提出が遅れた宿題に追われている。提出日までに出さなかった海が悪いと言えばもちろん悪いのだけれど、実際出された宿題を見ると、同情したくなるくらいどか〜んとある。それも日本の学校のように、答えをうめていくような宿題ではなく、時間のかかるプロジェクトやその報告レポートが結構多い。(海にもちょっと同情するけど、自分も一教師の立場としては、それを評価する先生もたいへんだろうなと、ついそう思ってしまいますね。)

チコの中学(たぶん高校も)は、生徒の成績表(Grading Book) は学校のサイトで見れるようになっていて、最終結果だけでなく、宿題の提出状況やテストの結果など、その進捗状況も逐一わかるようになっている。生徒だけでなく、親もそのサイトのアクセス登録をしておけば、自分の子どもが本当にちゃんとやっているのかどうか確認できるというわけである。

一学期毎に2回成績結果が報告されることになっていて、1年で6回あるということになる(日本の倍?)。中学に入って最初の成績はよくて、特に世界史がA+で、おっ〜と感激していたら、それから2ヶ月現状チェックをしてみたら、なあ〜んとDに落ちているのではないの。いくらなんでもあまりにも急降下な成績。なんだなんだと思ってよくよく見て見たら、未提出の宿題がごろごろ「かいっー!!!何だこれは!宿題はちゃんとやっていると言っていたのではないか!」と親(特にジョン)からの怒りの声が飛ぶ事に、そしてゲームばかりやっているということで、海のラップトップのコンピューターはしばらくお預けということにあいなりました。

世界史の先生は厳しくて、宿題をやらなかった生徒には、その後のテストも受けさせなかったという事だから、当然テストも0点。こりゃあ急降下も納得。ということでこの1週間は、必死に遅れた宿題の処理にがんばっておりました。

でもまあ、本人にとっても良い経験と言うか、私たちにとっても息子のぎりぎりにしかやらない癖が再確認できたし(う〜これまた私に似て、、、あまり文句言えない私)、中学は小学校程甘くないってことを本人も自覚しただろうから(しただろうな、本当に?!)、次のピリオドは少しがんばるでしょう。私もジョンにばかりまかせていないで、少しちゃんと見なくてはいけないかも。

(ちなみに科学の成績も世界史ほどではないけれど、やはり急降下。A からCに落ちていましたね。やはり、未提出の宿題で、これも世界史同様、プロジェクト中心のものでした。他の学科は同じだったから、やはりプロジェクトがネックでしたね。また海はこれが手抜きができない子なの。ぱっぱっとやっちゃえばよいのに、やたらこって細かくやったりするから、時間がかかってかかって、、、これまた誰かに似てると言えば似てるか。息子に自分の欠点というか弱点がそのまま遺伝しているのを再確認するのもちょっと涙。これは君のせいではないね。でも私も努力して少しは成長したから、君もその内きっと、、、I Hope! この世界史と科学ですが、結果的にはキャッチアップして世界史がB、科学がA-まで戻りました。君の名誉のために一応ここに書いとくね。)

2010年12月12日日曜日

いよいよクリスマスツリーの飾り付け開始:Before & After the deco of Christmas Tree (12/12/'10)

12月の声を聞く頃になると、皆そわそわし始める。それまで敬虔なクリスチャンでなくても、この月ばかりはクリスマス教に染まってしまう。日本ではたぶん忘年会やパーティイベントの日になっていると思う(少なくとも私が日本に居た頃はそうだった)。しかしここアメリカでは、クリスマス(キリストの誕生日)は家族で集まる日なのである。ということでうちもそう。先週久しぶりに農園でクリスマスツリーを切ってそのまま1週間。やっとこの週末にその飾り付けをすることになった。1年間箱詰めになっていた飾り付けグッズや、10月のある日ちょっと早めにリサイクルショップで買い込んでしまったあったデコボールをいそいそと取り出す。写真はその「使用前&使用後」の様子。来週に迫った学年末のテスト(来週一週間)を終えると大学もそして学校も静けさをとりもどす。あとはクリスマスを待つばかり。

ディズニーの本領発揮50周年記念作品「Tangled」の斜め読み考察: How to Read a Disney's 50th Anniversary Film of "Tangled"

12月に入り新作ムービーラッシュ。だいたい10月のハロウィー(10/31)を過ぎると、皆大きな新作がスタートするのを心待ちにするようになる。先週末のハリーポッターに続き、今週も行ってきましたよ。「クロニカルナーニア」の新作も今週出たのでどうしょうか迷ったけど、出たばかりは込むのでそれは来週にして、今週はいつものディズニー以上に本領発揮の50周年作品「Tangled」。オリジナルは有名なグリム童話の「ラプンツェル (Rapunzel)」。ロマンティックおとぎ話しの典型的作品「ボーイズミーツガール (Boys meet girls)」ならぬ「プリンセス ミーツ プリンス」、いやもとい「王子様によって救われるお姫様物語」。と思いきや(結局はそうなんだけどね)、びっくり母親と娘の葛藤作品になっていたのですね。ディズニーはさすがに世間では今何が話題(問題)になっているのかよくわかっている。これは思わぬ拾い物。もちろんディズニーですもの、ミュージカルあり、ロマンスあり、アドベンチャーありのエンターテイメント作品になっているので、それだけで楽しめる。だけど、今回は魔女と(彼女に)さらわれたプリンセス「ラプンツェル」の疑似親子関係が「母娘」の関係性として見れて、とても興味深かった。危険な外の世界から娘を守るべく、外は恐ろしいところと言い聞かせ塔に閉じ込めてしまう母の構造(実はラプンゼルが母と慕うのが魔女で、彼女のブロンドの髪に秘める命のパワーを得るため、魔女がラプンゼルをさらってきて、塔で育てているというシナリオ)。映画鑑賞後の私の最初の感想は「うちは息子でよかった。」もし私にも娘がいたらああいう風になってたかも。

それにしても、ハリーポッターよ。ファン対象にして作っているから、みんな見るよ、確かにね。ここまできたら最後まで。でもね、連続ものであっても、映画として、ひとつひとつ独立してストーリがわかるようにしなくてはいけない。本を読んでいるファンにしかわからないように作ってはいけない。批評が8(10が満点)というのは私は納得いかない。連続ものって、だいたい後になるにつれ、新鮮みもなくなるし、質的にも落ちてくるのが一般的だけど、「ハリーポッターお前もか」という驚きはいまさらないけど、それにしてもこの作品は今までの中でもちょっとひどいよね。私だけかな、こう思っているのは、、、、(ジョンもわかりづらいとは言っていたけど)

2010年12月6日月曜日

海の昨夜の夕食クッキングのその後(続きだよ〜ん)(12/6/'10): After Theo's cooking last night

昨日の海の夕食クッキングのその後の追記です。

実は作っただけでオシマイではなかったのです。その後おいしい夕食にあずかった私たち(親)は「査定評価書」という10項目以上に査定をし、総合評価のコメントを書くことに。さらに海は海で、全体の彼の選んだメニューを含めて、レポートを。カメラマンね〜と能天気に写真をとっていた私は甘かった。その写真を整理したものを海に、そして海はそれから選んだ写真で写真レポートを作ったのでした。ただほど高いものはないのよい見本。デモでも思ったのは、アメリカの学習はすごいい!単に栄養素の学習や作り方を教えて、それをもとにテストだほい!で査定する日本の方法と比べて、格段に見につく方法だと思いました。楽しいし、第一家族がこどもの学習にちゃんと、それも楽しくつきあえるのがとてもいい。

前にもこのブログで科学や歴史のクラスのおもしろさを伝えたかと思うけど、「食物(家庭科)」のクラスもそうでした。(もち日本の先生方のご苦労も重々承知しているので、もちろんその方法論に対して文句を言っているわけでは決してないのですが、、、)

2010年12月5日日曜日

今夜は海のフルメニュークッキングで夕食だ!(12/5/'10): Kai's Full Dinner Cooking Lesson for Food Class Assignment


今日は海が夕食当番をかってでた。おー珍しいと思ったら、何の事はない。どうも彼のとっている選択コースの「Food (日本語では家庭科の中の食品のみというところかな)」の最後のプロジェクトらしい。今まで授業で習ったメニューの中から自分で夕食のフルメニューになるように、サラダ、メインメニュー、デザート、そしてドリンクをセットで考えて実際に家族のために作るというもの。プランから、ショッピング、クッキング、そして後片付けまでの全体を通して、私たちつまり親がその評価をするもの(もちろん味あうのです ^_^)。なかなか粋なプロジェクト。

最初は少々パニクり気味の海も、(途中でパスタをゆですぎたりしてめげたり、、、)やっていくうちに自信を取り戻したのか、できあがった時には、ほれ写真の通り、大満足でちょっと自慢げに写真に写っています。一連の流れは、カメラマンの私がすべて写真に撮りました。その時の様子は、ここからリンクの写真サイト(Photo sites)にアクセスそして、右肩にあるスライドショー(Slide Show)」をクリックしてご覧下さい。孤軍奮闘でございます(手を出せないのも結構つらかったけど、、、 ^_6!)

Hunting a Christmas Tree Day w/ Music: 山へクリスマスツリー刈りのある一日(12/5/'10)

数日前に慶子さん(食品工学)から「隣町パラダイスのクリスマスツリー農園でクラリネットの先生とクリスマスソングを演奏するので、よかったらどうぞ。」というメールが流れてきた。いつもはショッピングセンターでクリスマスツリーを買うのだけれど、久々に山(農園)に切りにいくのもよいかもと週末家族で出かけることにした。30分程のドライブで少々迷いながらも、どうにかクリスマスツリーファーム(Paradise: Mountain Views Tree Farm)に到着。いたいた慶子さんがぶぶぶ〜クラリネットを演奏しているちょうど良いタイミングに到着。目の前にキャンプフィヤーの大きなドラム管があり、皆ホットドックのソーセージを思い思いに焼いている。お昼を食べたにもかかわらず、海と私はこれをやりたいがために、ランチを買う事にした(普通のホットドックが$3。Polishソーセージを使ったのが$3)。もちろんよりおいしくジューシーに感じましたよ。この後、海はさらに焼いたマシュマロをビスケットとチョコで挟んで食べるアメリカの子ども達が大ー好きなデザートも食べることに($2)。この後、クリスマスツリーを切りに、一番安ーい木($25)を選んできました。今日から一月ほど、うちのリビングはクリスマスツリーの香しいアロマの匂いで満たさせることになります。

写真はそのツリー伐採の様子。最後の一枚は最近人気の「Satsuma Mandarines(薩摩温州みかん?)」あちこちで売っています。このファームで買ったのがとてもおいしくて、あっという間になくなって、写真のはうちの近くのオーガニックショップ「S&S(エスアンドエス)」で12月24日購入したものをここに追加。

2010年12月2日木曜日

サプライズの訪問者!(12/2/'10):Surprise! 2010-2011 OTA (Outstanding Teacher Award)

「超びっくり!超うれしい!」使うのが恥ずかしくなるけどこの言葉がぴったしという気分の驚きの今日の一日。毎年大学では多くの専門領域でいろいろな賞が授与される。その中で一番大きなものの一つ「OTA賞:Outstanding Teacher Award」というもので、大学全体からその専門を超えて、その年のベスト教師/教授が一人選ばれる。それに今年は選んでもらった。推薦の締切が10月19日。最終選考の三人に選ばれたという通知があったのが11月6日(金)。そして選考委員会メンバー4人が私の授業を見学に来たのが11月9日(火)のこと。その翌日から感謝祭休日前後の数週間を日本に帰国していて、進捗状況等の連絡はなし。3週間以上も音沙汰なしで、てっきり他の人が選ばれたものと思っていた。

それが、今日12/2(木)の授業中、突然学長(President)やプロボースト(Provost: 数人いる副学長の一番偉い人?)などのお偉方に混じって、うちの学部の同僚たちがわっーと教室にお祝いに来てくれた。何も聞かされていなかった私は突然の出来事に何かおこったのかわからず、もちろんうちのクラスの学生達も目が点になっていた。そこに満面の笑みを浮かべた学長が私の受賞を学生たちの前でアナウンス。受賞の盾と花束を渡してくれた。ぱちぱちと写真をとっているのはうちのジョンではないの。後で聞いたところ、学部主任(Chair)のテリサから11/30(火)メール連絡があり、内緒でその日のクラス訪問に参加するようにとのお達しがあったらしい。粋なはからい、、、思わず涙。Thank you all for supporting my nomination!(写真はジョンがとってくれたその時の様子から何枚か。知っていたらもっとちゃんとした格好をしているのですが、おまけにこの日に限ってコンタクトではなく眼鏡でした。それに首にはいつものネックレス、大量の鍵がぶらさがってるし、、、ジョン〜ちょっと一言教えて欲しかった。)

(*写真は上から大学学長のポールと副学長のサンドラ&テリサ。2番目は元カリフォルニア州美術教育協会の長で、過去に同賞を受賞した教育学部のクリスもお祝いに。彼女は私がこの大学に採用された時の審査委員会のメンバーの一人。彼女が私を選んでくれたようなものでも。3番目はこの賞の審査委員会のメンバー。この他にもう一人、計4人。私を選んでくれてありがとう。最後の写真は美術教育の同僚で今年から芸術学部のチェアにもなったテリサと芸術学部を含めたCollege of Humanities and Fine Artの学長、ジョエル。ここでは紹介できなかったのですが、その他多くの同僚が。サンクスです。)

2010年12月1日水曜日

似た者父息子(おやこ):うちの新しいペット?

うちに新しいペットがやってきた。ヤーヤーヤー!名前をアーサー(円卓の騎士、王の中の王、アーサー王からとったらしい)。それがう〜私の知らない所で進んでいた話し。ジョンと海にはめられた!とまでは言わないけれど、それはないんじゃないの、パパ&海くん。私が蛇が苦手なことは知ってるくせに。私だけでなく、ほとんどの人がだめだと思うよ。前から相談していたというけれど、、、ホントかいな。ぼそぼそといつものように、、、ではないのかい???

もう、完全なる確信犯。事後承諾だ〜。少なくとも私の部屋にだけは持ってこないでね。(できたら私がうちにいる時はケースから出さないように、そしてかわいいから触ってみたらなどと言わないように!お願いしますね。)ちなみに正式な名前をキングスネークというらしい。