さあいよいよ春学期スタート。シドニーから帰国の翌日からといういつものスケジュール?の感。最初の週はシラバスとコースポリシーの説明。シラバスは一種の契約書(学生とインストラクター)でもあるので、こうこうこういう流れと条件、そしてスケジュールで進行し、結果こういう成績付けることになるからね、、、これに従えない場合は、わかっているでしょう?ってな感じで始めが肝心。収支徹底してもらって(そのはず)スタート。
今週の木曜日は展示会のオープニングが目白押し。大学アートギャラリーのファカルティショー(芸術学部のスタジオ)からジャネットターナープリント(版画)美術館、芸術学部の学生ショー、そしてサイエンス美術館での写真展示会のオープング。1999年大学採用同期の写真の教授バイロンがゲストスピーカー。
彼の写真プロジェクトの特徴は、過去に国立公園などで撮られた著名な写真(例えばエンゼルアダムズなど)や記念ハガキになったりしている過去のラウンドスケープ(風景画)と同じところの写真を撮影し、そこに現在の写真をデジタル技術を駆使して重ねあわせて、ひとつの作品を作るというもの。一種のフォトモンタージュのような感じ。それに3Dや4D(写真の中にバイロン自身が入ったりして動いたりする)の要素も組み合わせたもの。彼のトークが絶妙で感心してしまった。
残念な事に彼は今学期を最後に別の大学に移ってしまう(良い人は良い条件のところに移るんだよね、、、)。移る前にと私の教える一般教養の「芸術鑑賞学」のクラスでのトークを依頼。春休み前後にクラスに来てもらうことにした。ラッキー!
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