午後の英語研修の直後3時にシティホール(市役所)にて、市長(Mary Goloff)を表敬訪問。つい2週間程前に新しく市長になったばかりで、現在高校の数学の教師でもあるとのこと(ここチコでは7人いる市議から2年ごとに市長が持ち回りで選択されるので、日本とは違い、別の本職との兼任が常。ということで、政策の決定権はなく、どちらかというと市議の代表として市のイベント等の顔というシンボリックな役目役割?)。さてホールで待ち合わせをして、エレベータで3階へ。まずはシティマネージャーの日系2世のブライアン 中村氏(Brian Nakamura) を紹介してもらう。このシティマネージャーという仕事がどうも市役所の実務をすべて携わる実質上の代表のようなお仕事らしい(ということは、市長よりもこの人が実際は権威があるの?)。政務のシステムが日本とはかなり異なるアメリカ。
市長のメリーとマネージャのブライアンを囲んで、皆一人一人自己紹介。これはなかなかのもの。でも「皆さん何かご質問は?」の問いにみな緊張しているのか、その質問が出てこない様子。それでも二人の問いかけに少しずつ会話も弾んだところで、次の場所へと移動しながら、各部署を市長が案内してくれた。
最後はその市長から私も含めて7人分のかわいい紙バックのお土産を用意してくれていた。その心遣いに感激。そのおみやげの一つがチコの自然をベースの来年のカレンダー。その中に使われている写真の一つがジョンが撮ったもの。その頁を開きながら皆でまた写真撮影。そしてまた別のおみやげの市のビッドウェル公園の自然を紹介するDVDにもジョンが出ておりました。ジョンちょっとした市の顔ね。市長の案内の元、充実した30分を過ごした私たち。最後は市役所の裏庭の前に飾られている市長メリーのお気に入りと言う彫刻の前で再度写真撮影。それにしても、市役所の中も外も近代アートで一杯。それもチコ出身のアーティストに公募して、選ばれた作品を購入するというシステム。もち私の同僚数人の作品もシティホールの内外を飾っていました(上の壁画はその同僚の一人、Lynn Criswell、の作品 *^_^)。
(そういえばアメリカは20世紀半ばに、公共の建物を建てる場合、その費用の1%をパブリックアートを購入する費用にあてるという政策が可決され、それが大都市だけでなく、チコのような小さな市を含めて、各地でまだ生きている。)いいですね〜。こういった取り組みを奄美もぜひしてもらいたいな。余談ですが、こういったアーティストの作品のみならず、子ども達の作品(例えばタイル作品など)もチコの街中に一杯(^_6)!
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