やっと成績をつけ終わり、大学側へ提出。と同時にその成績がオープンになった。とそのとたん、予想通り何人かの学生からメールが来た。ああ〜またかのクレーム確認のメール。ほとんどが「自分が計算した成績結果とは異なるので再確認してほしい。」とか、「私のポイントがきちんと提示されていないので、それを加えて再計算しなおしてほしい。」というもの。要するに「私の成績はもっと上のはず!」というもの。もちろん学生側の勘違いである。
毎週のクイズはオンライン。自動的にその点数がクイズ終了後にアップされる。学期中4回あるテストも同様。課題はその都度、点数化してこれまたオンラインの成績チャートへ掲載。掲載ミスや点数の変更などの間違いがないかどうか学生アシスタントとと学年末に必ず確認しあっているし、それでも間違いがないかどうか学期終了前のオフィスアワーに自己申請をするようにと学生達に常日頃から伝えている。その際にクレームをつけてきた学生の成績は、その都度再確認してミスがないようにシステムを組んでいる。最終の計算はもちろんコンピュータで数値を出し、その結果成績を出しているのである。
それを学年が終了し、成績が公式にアップされてから、慌ててそんなはずは〜と連絡してきても、「もう出しちゃったもんね〜(もう遅い)」である。
それでも毎年毎年同じようなメールがまたか〜状態でやってくる。今年はさらに新手の理由が加わった。ちゃんと自分で勉強しなかったことの非を認めてはいるものの、その理由が経済的な理由であり、さらにこの成績だとスカラシップを受けれなくなるので、どうかチャンスをくれというものである。答えはもちろん即座にノーである。それでもめげずに食らいついてくるのがアメリカ人(そして最近とみに増えた中東からの留学生達。昔は中国人だったけど。この人たちがまたよく言えばたくましくしたたか。悪く言えば「う〜」という感じね。日本人の留学生達にもこれくらいのしぶとさが少しはあった方がよいかもね)。
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