Masami Toku on Flickr

MasamiToku. Get yours at bighugelabs.com/flickr

2011年7月3日日曜日

To the 5th & Last country of Italy and Venice (7/1&2): ヨーロッパ旅行最後の国イタリアまずはベニスへ

ブタペストでの6日間を過ごした私達はヨーロッパ旅行最後の国イタリアへ向かうことに。4週間の旅行日程の3/4を早過ごし、最後の1週間をイタリアを忙しく3都市回ることにしている。まずは水の都ベニス(ヴェネツア)へ。なぜだかブタペストーベニス間を数時間でと計算違いしていた私達。実際には丸一日11時間の移動時間であることが判明。ヨーロッパ事情でユーロパスのつなぎがブタペストからはウィーン経由でベニスへ入るしかなく、列車と高速バスをのり繋いで行くしか方法が最速のよう。

7/1(金)の朝早く7時過ぎに居心地のよくなった修道院宿を後にし駅へ向かった。列車ー列車ー高速バスと2回乗り継ぎ、最終地ベニスへの船付き場についたのが夕方の6時。そうだったのだ。ベニスは島だったのですね。どうしてだか運河に囲まれた土地という思い込みで島だったとは今日のこの日まで知らなかった私(地図参照)。それにベニスは運河に囲まれた土地を小さな橋でつないでいる場所が多く迷路のようになっている。そこを思い荷物を抱えて登ったり降りたり、宿についた時にはぐてーの私達。疲れたピー。その日は疲れはてて翌朝9時過ぎまで爆睡。(宿はトリプルで朝食抜き一泊90ユーロ=$150)

翌日7/2(土)はゆっくり起きて11時頃に広場にあるサンマルコ大聖堂へ。正直ベニスはそれほど期待していたわけでない。ジョンが20年程前に一度ヨーロッパを旅行(自分のルート探しの旅?)して立ち寄ってとても気にいっていたらしく、ベニスは彼の希望選択の地。私といえばはこの後のフィレンチェ(ルネサンス発祥の地)の方がメインだったので、ベニスではどおれ有名な観光地水の都をちょっと覗いてくるべ〜くらいの軽い気持ちだった。

それがそれがサンマルコ大聖堂を一歩中に入って超感動!何にだ?というつっこみのお答えはその燦然と輝く金ぴかのモザイクにと答えるしかないのだけれど、金のモザイクというと安っぽく感じてしまうだろうけど、それが超半端じゃない室内装飾。1センチ四方の小さな金のモザイクが巨大なバシリカ(初期キリスト今日時代の集合所が始まりでこれがチャーチ=教会に発展することになる)内を埋め尽くしている。たまたま訪問した時間帯が正午前後だったので、外観からわかるようにいくつもあるドーム型天井の回りを囲むように並んでいる窓窓から差し込む光でドーム全体が燦然と輝いていた。ひとつひとつのモザイクに光が反射してそれはそれは神々しい。天国をこの大聖堂で再現(プレゼン?)

ドイツのケルンの大聖堂(これはゴシック様式のカテドラル建築)が駅からおりたとたん目の前に表れた時には感動したけど、今回の旅ではこれと同じくらいの超感動かも。それもベニスは期待していなかっただけにその感動は驚きとともに大きかったのかも。(*東ローマ帝国=現トルコのコンスタンチノープルとの歴史的関係もわかって、そのドーム型バシリカ集合形式からわかるようにビザンチン様式の傑作のたぶん一つでもあろうこの大聖堂の価値がよりよくわかったような気がした。やっぱり実際にこの目でみて体感しないと建築物の価値は写真からだけでは、やはりわからないですね。実感。)

この感動を皮切りにベニスではこのサンマルコ大聖堂周辺(といいうかほとんどくっついている)美術館2箇所を1日使ってゆっくりと。その一つドュカーレパレスにある世界最大の油絵ティントレット親子の絵画には度肝を抜かれました(作成終了年にティントレットは亡くなっているからこれで命がつきたのかも、でもアーティストとしては本望でしょう。きっと)。(*7/10追記:そういえばここではボッシュの絵も何点かみました。やはり不思議なシュールな世界。1980年代に行ったマドリッド美術館で始めて彼の絵を見て、不思議な感動に包まれたのをまだ覚えている。)

初日の夕方は運河前のレストランでパスタをついばみましたが、この日はランチも夕食も運河の前の岸壁に座り込み、ゴンドラに乗り込む恋人たちを眺めながら(乗ると一人$100くらい超高い!)、家族でサンドイッチにかぶりつきワインを飲み飲みの団らん。これはこれで楽しかった。もちろんヴェネチアングラスで有名なベニス私はしっかり小さなイヤリング(超安値の3.5ユーロ=$5)を買いました。満足。

0 件のコメント: