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2011年6月22日水曜日

Visit to a medieval town, Cesky Krumlov, in Czech (6/21-23/'11): ユネスコ文化遺産小都市「チェコ中世の街クロムロー」へ


プラハの四日を終え、今日から二日はユネスコ文化遺産の街チェコの「チェスキークロムロー」の街へ。プラハ城に続く第二の大きさを誇るクロムナル城を中心に中世の街がここにはそのまま残っている。プラハからローカル列車そしてバスを乗り着いて夕方着。プラハのホテル(アパートメント形式)も結構よかったけど、ここは特別によかった。古い中世の建物の中にモダンな作りのブティックホテル。スイートとも言えるくらい結構な大きさ(これで朝食なしの一泊トリプルで1,300KC=$80)。

ここでは本当にゆっくり二日間を過ごした。続く、、、

(追記:7月3日フィレンチェにて)さてクロムローの街である。今回の旅のルートは私の小講演の仕事先とインシアの学会先ブタペストを考慮しながらジョンが選んだので、彼にすべてまかせっきりで、このクロムローの街もユネスコ世界遺産ということで選んだらしいが、これが本当に素敵な街だった。日本でどれほど知られているかは知らないけれど、お勧め一番。

初日は夕暮れの街を自分らの足でゆっくりとアイスクリームをなめなめ歩いた。二日目の午前中は上記に書いたクロムナル城を三人で回り、午後からはジョンと海はカヤックへ、私はエゴンシーレ美術館で午後を一人で過ごした。

そうなのまさかここでシーレに会えるとは思っていなかったけど、ここはシーレの母親の実家のある街だったとのことで、一時期ここで過ごしていたらしい。シーレのあの特徴ある風景街並のほとんどはここでの作品と始めてしった。

実は、シーレは私の一番好きなFigurative painting artist。シャンペーンアーバナで近代美術史をとった時にシーレを知り、当時のメインの派に属さないオーストリアの独立派の一人と確か習った。クリムトとの子弟関係。そして30前の若さで亡くなった事等。よくある貧乏作家の一人と思っていたら、実は結構裕福な家庭の出で、亡くなった時期がクリムトの亡き後、彼がウィーンでの中心として脚光を浴び始めたその矢先き、当時ヨーロッパを襲った例のスペイン風邪で六ヶ月の身重の奥さんの亡くなったその3日後に彼もなくなったこと等々、、、いろいろ歴史を追う事が出来て、思いがけなくも良い一日をゆっくりと過ごすことができた。

そしてここでの私の思い出は、琥珀のそれも緑色のペンダントを$50で購入できたこと。うれしい!(^_^)(現地の人によるとポーランド原産らしい。緑色は本物と店の人は言っていたけれど、なんらかの方法で着色しているのではないかとはジョンの弁。あとで調べてみようっと。)

(7/10追記)ついでに一つあっと驚く早業の思い出をひとつ。最後に中華料理で夕食をとった時のこと。広場を見下ろすグットロケーションにあるそのお店は15世紀の建物の2階にありインテリアも百年以上は前に描かれたという壁画に囲まれたなかなかの場所。客はうちら家族だけ。そこで一番安いチャーハンらとチェコビール(これがバドワイザーだったので、ここではじめてチェコのビールと知った私)を私達は注文。ここまでは普通。300KC余お勘定となった時、私達はまず500KC札を出そうとした。そのウェイトレスは小銭を出せば200KC札でおつりを渡せると札をテーブルにおき、私達がその小銭を勘定しているのを待っていた。支払いを済ませ、帰ろうとした時のこと、その200KCがない。ジョンは君がとったといい、私はいやジョンでしょうと少々もめた。フム、、、いや確かにもらっていないと判断した私は彼女が私達が小銭を勘定している間にその200KC札をもどしたと見た。「まさか〜」というジョンを横目に「Excuse me」と奥で他の従業員と談笑している彼女に「あの〜おつりは」と聞く私。「300KCしか払ってないでしょ。」としらばっくる彼女。「いや確かに500KC+小銭を渡しましたよ。」と丁寧にでもきっぱりとつめよる私。かんねんしたのかどうか、その彼女はお財布袋(ここではレジではなく、それぞれのウェイトレスが勘定の際それを持って客を回るのが普通みたい)をあけ、さっと200KCを私にわたしてくれた。むむっこうやってきっと何人もの観光客はとられているに違いない。(こういう時男は頼りにならない。めんどいのか、こんな細かいことを聞くのがプライドにさわるのか、、、確かにドル計算でたかが$10ほど。されど$10である。でもっー私はこういったこずるいのは許せないのだ!Do you know who am I?またもやデニーロになった私! )

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