さてウィーンである。そうあの世界史でならったハプスブルグ家の帝都(というよりオーストリアハンガリー王国のといった方がよいかも)。私にとってはなんといっても19世紀末退廃の街そしてシーレとクリムトの街である。
正直プラハと比べてウィーンはさすが都洗練されている。(街のカラーは白。それもマーブルの少し黄みがかった白。)そしてホテルのお値段も洗練されていた(高い!そして今までの湄と比べて狭かった!1泊朝食付き95ユーロ=約$150。でもトリプルなので、あくまでもこれは私的に高いのである。今円高なので円に換算すると結構安いかも。)。人も(たまたま市電の運ちゃんがそうだったので、、、)結構都会的というか冷たかった。人はプラハ同様というかそれ以上に観光客で溢れ返っていた。ここではもちろん美術館巡りと音楽(クラシック)、そしてここでのコーヒーはいくつも種類があるそうですごいと聞いていたのでコーヒーを&スウィーツを楽しみにしていた。うーんさすが芸術の都。
一日目はもちあの有名な「Kunsthistorisches Museum」へ。さすがハブスブル家である。すべての時代のアートを網羅しているという感じ。私はあの「バベルの塔」で有名なブリューゲルやティントレットを狙っていったのだけど、、、想像以上に美術史に燦然と輝くアーティストの作品が巨大なスペースに集約されていて圧倒。その中でもルビン(Rubin)の巨大な絵や、特にハブスブル家に実際に飾られていたように再現された壁中を埋めるように絵画が飾られている部屋(展示室)を見た時にはくらくらっと思わず目眩がしそうでした。ここの美術館だけでほとんど初日を費やしてしまった。(*7/8追記:ルビンの絵と言えば、あの岡野玲子先生のマンガ「両国花錦闘士(おしゃれりきし)」単行本の表紙絵(ルビンのパロディ)を思いだして一人ほくそえんでしまった。岡野玲子はやはり天才でアル!)
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