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2011年6月19日日曜日

A Superior Classic Music Night in Praha (Prague), Czech (6/18/'11): クラシックミュージックなプラハの夜

プラハの初日のまだ続きである。英語ガイドツアーでチェコのそしてプラハの歴史を一通り学んだ私達。その夜はあちこちで開催されているクラシックコンサート(室内アンサンブル)を聞こうと決めていた。(動機は単純。たぶんこの後行くウィーンよりはきっと安いに違いないと踏んでいたから。なんてチープな私達。)

ここでは日本の観光地の茶店の呼び込みのように、軽い感じでクラシックコンサートの開催の呼び込みをしている。「はーいお兄さんお姉さんよってらっしゃい。見てらっしゃい。」って感じ。こう呼び込みムードではそのレベルは本当はどうなの?と一抹の不安をよそに、とりあえずたくさんの広告の中から適当に選んだその内の一つ7時スタートにものにまとを絞って、さあまずはその前に腹ごしらえ。今日はチェコ料理を。そして、そう今日は時折小雨がぱらつく肌寒い日だった。それが何だといってはいけない。こういう日はアルコールで身体をまずは暖めねばいけないのは世の常識。チェコは世界一と豪語するピルーズナーではなく、ツアーガイドのジェナに教えてもらっていたホットワインかグラッグ(grog:お湯でわったホットラム酒)をぜひ注文しようっと。

大聖堂からの帰り道石畳の坂道沿いに小さなレストランやお土産屋が軒を並べているそのひとつ。ツアーセットメニュー160KC($1=16KC)の看板に「おっ安い」と入る。私はミートスパゲッテッパスタセット(サラダ付き)、海はチキンとポテト料理のセットにジョンがチェコ料理のグラーシュっ(豚肉のワインソテーのような感じ)セット。共にデザート付き。それに飲み物をジョンがピリズナーの小(それでも400cc)、私がグラッグを注文。シュガーがついてきて、ホットラムにお砂糖を入れるのが好みらしい。入れてみた。おいしかった。癖にらしそう。

レストランを出たのがなんと既に7時5分前。予定のクラシック音楽会場をうまく探せずうろうろ。見つけた時には7時10分過ぎ。今日はあきらめて明日にと二人で話しているところを「ちょいちょいお二方」と近寄ってくるあやしげな呼び込み。なんとそのクラシックコンサート関係で私達がもう始まっているでしょうと回答すると「いやいやまだ始まって5分くらいだし、安くしますよ。それによい席を準備するから、、、」と近寄って来る。結果最初に聞いていた値段が大人一人500KCで子供が300KCのところを、大人一人300KCでこども(海)は無料とのこと。ジョンと私は無言で顔を見合わせるとオッケーのサイン。そっーと遅れて入った私達はなんと本当に前から2列目に座って聞く事ができた。(といっても1列目は誰も座っていず空けてあった。今回の私達のようにあとからの呼び込みで遅れて入って来る客のためにきっととっておいてあるのだろう。)

さてその肝心のその音楽はというと、、、一言素晴らしい。室内管弦音楽「Prague Echo Ensemble」のクラシック演奏に、特にチェコの作曲家スメタナの「我が祖国」の中の一曲「モルダウ川」が流れた時と「アベマリア」が流れた時には涙が思わず流れてしまった。ビデオを取る事ができたので最後の一曲ブラームスの「ハンガリー舞踊曲」とアンコール曲をここに近い内に擧げたいと思います。Enjoy!(生は比較にならないくらいよかった)。

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