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2011年6月28日火曜日

After Two Presentations at the 33rd World InSEA Budapest, Hungary (6/27&28): インシア大会発表を終えての一言感想

第33回InSEA World Congress はハンガリーの首都ブタペストにあるELTE大学で開催。メインコングレス初日の昨日(6/27)と今日(6/28)はインシア会場に缶詰。この二日間で、私の主催する特別シンポジウム(Ring of Fire Forum: Visual Culture & Literacy), そして6/28(火)は私個人のプレゼン(Voicies from Youth Culture: A Touring Exhibition of 4-panel art)終了。2つともおかげさまで盛況。特に特別シンポの方はテーマがヴィジュアルカルチャーということもあり、今回の4人のパネリストに元インシアの代表アン(Dr. Ann Kuo:台湾)とやはり同様メアリー (Dr. Mary Storocki:アリゾナ大)がいたせいもあり、大いに盛り上がった。

インシアは確かに美術教育関係の世界学会ではあるけれど、どちらかというと博覧会的で世界にちらばる古い友人達との再会の場であり、また同じ興味(研究)を持つ新しい人間関係を結ぶ場でもある。私にとってはハンガリーはイリノイ時代の同僚カティの故郷であり、今回の主催者アンドリア カバティーニ(カティの元アドバイザー)にも10年余振りに会う事ができたうれしい大会でもあった。

今回の学会はいろいろ運営に問題もあったようだけれど、アンドレアを個人的に知り、またその経済事情をそれとなく聞いていた私にとっては、一人で孤軍奮闘している彼女を責める気持ちにはならなかった。(大口のスポンサーがすべておりてしまったことや政府からのサポートなしで、すべて参加費でまかなわなければならなかったこと等々、、、)

初日のレジストレーションに2時間も並んだことでちょっと大丈夫か〜のスタートだったけれど、今回の大会間のコーヒーブレイクや昼食がすべて無料で提供されたことで、私的には大いに満足。それに学生達のボランティアによるハンガリアン的ホスピタリティにもうれしく思った。結果オーライである。(*ランチ込みそしてブレイクの食費込みの値段で$245ユーロとちゃんと書いておけば皆その値段の高さに納得しただろうにと、その宣伝の不器用さにちょっと同情。友人のハンガリアンのカティを見て感じていた、その純情さと不器用さをあらためて国民性かもと納得。もちろん良い意味。)

さて友人達との再会に喜んだのも束の間、私はたった二日(+準備の半日)のインシア参加のみで、皆とは次の再会を約束して別れ、6/28の夕方は家族と合流、ドナウ川クルーズへと出かけたのでした。(仕事はどうした徳!という疑問はこの際家族サービスということでお許しを>_<,,,)夕日を眺めながら(もちビールを片手に)ドナウ川両岸に広がるブタペストの歴史建築群とドナウにかかる橋の美しさを堪能。ドナウから見るブタペストの美しはこれからも忘れることはないと思う。それくらい感激的だった。

6/29(水)は予定していた通り、再び家族と合流、ブタペスト一日観光に出かけることに。前日ドナウから眺めた建築群を今度は自分等の足で、主にブタ地区を陸路から回ることに。洞穴教会、ブタ城、パレスと今度は丘の上からブタペストの街並を堪能。夕方再び宿のあるペシュ地区に戻り、ドナウ川沿いの(私の)お気に入りのレストランへ。私はここのハンガリースープ(グーヤッシュ:Goulash)のファンになってしまった。今回の旅行中後にも先にも2度同じレストランに行ったのはここだけでした。(*後日談:実はもう一カ所、ローマのパスタレストランで二日続けてボンゴレを食べたのでした。)
写真はインシア学会会場のELTE大学、ドナウから見たブタペストの街並、セーチェーニ鎖橋、英雄広場、国会議事堂、漁夫の砦、セントイシュトバーン大聖堂、ブタ城、グーナッシュスープ:ウィキベディアより)

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