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2011年6月14日火曜日

The 2nd site in Germany - Hidelberg (6/10-13/11): ドイツ最古の大学町ハイデルバーグへ

旅二日目(6/11)フランクフルトからハイデルバーグまで列車で約1時間。とても快適な汽車の旅。「ハリーポッター」の映画なんかで見るのにちょっと似てる。コンパートメントがあってランクによって分かれているのだけれど、それぞれ質が高くてヨーロッパの趣がある。今回の旅に先立ってユーロパス(1等グループバス:8day travels within 2 months:about $650/per person X 3 = about $1,950 US)というのを購入したのだけれど、8日の移動日で購入しているので、今回のような1日一回だけの短い旅行の場合は、別途チケットを購入することにした。(ホテルから中央駅までの地下鉄料金がやく10ユーロ=$15&ハイデルバーグまでの2等チケットが一人38ユーロ。13才の海のチケットはこれは無料だった。ラッキー。でもちょっと不思議。)

ハイデルバーグ(日本語ではハイデルバルグ)に着くとすぐインフォーメーションセンターへ。そこで2日間のファミリーパック(二親に子供一人:28ユーロ)を購入。これで公共の乗り物にキャッスルの無料入場にほとんどの美術館などがディスカウント。駅から33番のバスに乗って約15分で、ハイデルバーグのオールドタウン(古都)ハイデルバーグ地区に到着。川沿いに開けた街自体がもう遺跡ともいえるような歴史のぎっしりつまった街。赤砂岩といわれる岩でつまれた街並。そこにドイツ最古の大学ハイデルバーグ大学(16thC)がある。なんとノーベル賞受賞者を9人(?)も出したとこらしい。そしてマルティンルターに寄る宗教改革のスタートの地でもあるとのこと。現在は大学は別の地区(現在6万を超える学生数)に移っているが、建設当初の建物を今でもみることができる。目玉はなんと学生牢(といっても飲酒で乱暴を働いたり悪ふざけをしたりの学生達に謹慎牢みたいなもので、学生時代にここに入るのがスティタスだったとか)で、謹慎中に学生達が退屈しのぎに書いた落書きが所狭しを描かれていて、ちょっとしたギャラリー。

この街の中の古ーいホテルに宿を取った。街の中心の広場が見える4階の良い部屋。でもこれがエレベータがない。涙。一月分の荷物をぎゅうぎゅうに詰めたスーツケースをよっこらしょっと三人三様でかつぎあげる。(サイトで探していっちばん安ーいホテルを探したのだけれど、ここは歴史地区で宿も高いらしく、一泊朝食込みで120ユーロ。約180ドル。円高の今日本的感覚だと一人朝食付きでこの値段は安いのだろうけど、う〜家族旅行で一泊100ドル以下で旅している私達には高額よ。)

荷物を置いて、早速広場すぐのゴシック様式の教会へ、そして川向こうのキャッスルへ。
5時くらいにもどってきて、私はそのあと時差ぼけと旅の移動疲れでそのまま朝まで爆睡。

翌日12日は美術館巡り。まず市制歴史の美術館といっても貴族の屋敷を改造したもので地下にはローマ時代の遺跡彫刻もある本格的な美術館。そしてハイデルバーグのオールドタウンからちょっと離れて歩くこと約20分、Institutional Art(精神病患者とか受刑者達の正式なトレーニングを受けない人たちによるアート)作品のコレクションで著名なミュージアムへ。実際の精神病院の中にある。第一次大戦前後から心理学者でもあった???博士が国の許可を得てドイツ中の精神病棟を尋ね集めたというコレクション。心理治療の目的というより精神病患者の特異性を調べるための調査のためだったらしい。おもしろい。気付いた事のひとつ同じ主題を執拗に繰り返して描いている点。その後オールドタウンの宿へ帰りがけにバッケージ美術館にもよったけれど、これはちょっと期待はずれ。

結構歩いた。今日はジョンと海が時差ぼけが今頃という感じで宿に着いたとたんベッドにダウン。そのまま朝まででした。明日はいよいよライン側を上流へクルーズラインへ城めぐりの旅へ。そして目的地国際交流基金のあるケルンへ。そこでトークをすることになっている。

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