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2011年4月25日月曜日

福島にてうれしい出来事:A Happy Day in Fukushima (4/24/11)

福島県立美術館にて。美術館に寄贈される椿さん(写真右)の作成された「自転車」とヤノベさん(写真左:両者ともご存知著名なアーティストであると共に、京都造形大学でも教鞭をとられている)。百年は持つという自転車だそう。これを販売しその売り上げから作成費を除いた額が義援金に回るとの事(Great Idea! ^_^)

左記作はヤノベさんのご存知「とらやん」。チェルノブイリに訪問された時、そこに落ちていたおもちゃからインスピレーションを受けてはじまったシリーズ。今回の災害を受けてしばらく閉館を余儀なくされた福島県立美術館ではじまる常設<特別テーマ>展示会「ふるさと 祈り 再生」のメイン作品の一つ。ここでヤノベさんからインタビューをさせてもらったことは予想外の幸運。お二人の作品は私の現在執筆中の芸術鑑賞教育学の本にも掲載させてもらうことを快諾していただいた。感謝。上記右は、その後、渡邊先生のご紹介で訪問させてもらった「鯉アートプロジェクト」の「鯉」を展示してある避難所の風景。約千人の方が生活されているとのこと。ここをアートで一杯にそしてカラフルに出来れば、、、、
その後お二人とは別れ、私は福島大学の渡邊先生のスタジオへ。先生の呼びかけで皆さんのご厚意で集まった画材道具が段ボールに一杯。ただそれを目的別に分ける作業を渡邊先生お一人でやっているのが、、、人手が必要です。(このままだと先生ご自身が倒れてしまいますよ。カリフォルニア大学がもっと近ければうちの学生をお手伝いに派遣できるのですが、とても残念 >_<,,,)

こどもたち参加の「鯉アートプロジェクト」は、セラピテックアートの良い一例。こういう災害など不可抗力の天災による精神的被害者である子ども達のためへの形もあるのだと改めて感じる。感無量。これと併行して、大人(作家さんや教育者)に依頼している、「鯉フラッグ」作成に私も(付けたし?)で参加。突然だったので、どうしよう、、、と思う暇なく、夢中ではまり込んでしまいました。約10分の力作がこれ。できるだけ華やかにそしてかわいくをモットーに、如何でしょう。(椿さんと勝負になったでしょうか ^_^。) (*鯉アート、、、については「Visual Pop-Culture in ArtEd Blog」でも紹介。)

この後満員の新幹線に揺られること約2時間。東京へ。翌日(4/25)日本を後にしてサンフランシスコへ、そしてチコの街へ。日帰りの慌ただしい旅でしたが、今回の福島行きは私にとって、忘れられない旅に。渡邊先生&椿さん&ヤノベさんありがとう。またいつかお会い出来ることを信じて(^_^)。(*下記ヤノベ氏との取材ビデオノート)



(*実はも一つ予断ですが、、、前日あの「奈良美智」さんが福島入りしてワークショップとこの鯉アートにも参加されたのですね。渡邊先生の突然の電話、「徳先生、奈良さんの大ファンだよね。実は福島にいらっしゃるんだけど、先生も来れます?」と連絡を受けたのが、なんとたった3日前。既に先約があり、それに私は奄美にいたので、今回は泣く泣くあきらめたのでした。渡邊先生、次はもっと早く連絡してね。飛んでいくから〜。この夏きっとですよ!!!!)

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