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2009年8月27日木曜日

うちのジョンのブログ:Jon's Journeys



ジョン。自然が大好きで、よく息子の海(現在11歳)と二人で自然探索と称してあちこちに出かけている。写真も大好き。この写真は、どうもシュノーケルをしながら試し取りの水中写真を自分の顔でとったものらしい。笑えるね、ハハハ。

うちのジョン。うちのパパ、もしくはだんな。アメリカ人。現在41歳。(いろいろなエスニックが混じっているらしく、ちょっとみにはアメリカ人には見えないかも。)「ジョン」と呼ぶより「パパー」と呼ぶことが多い。「僕は海の父親だけど、君のパパではないからね」と言われたことがある。時々理屈っぽい。

「うちのジョンはね〜」と奄美の友人に話していたら、「うちのジョンって犬みたいね。」と言われた。そう言えばそうだなあと思ったので、犬でない証拠に皆に紹介することにした。ついでに、その時習っていた奄美の蛇三線(じゃみせん)で島唄をみんなの前で披露したら「うわーすごいわね〜。」と褒めてくれたので、犬でないことは証明できたみたい。もうだいぶ前のことである。

ジョンに会った第一印象として、「アメリカ人というより日本人みたいな人だね」とよく言われる。「日本人みたい」ってどういうことだろうといろいろ考えて見た。どうも普通のアメリカ人とは違うねということらしい。じゃあ「普通のアメリカ人」ってどういう人のことを言うのだろう、と考えていたら、日本人のアメリカ人に対する一般的な印象というのが良くわかってきた。要するに「はーい皆さん元気〜!」というように、やたら明るく、愛想をふりまく、フレンドリーな人々というのが、どうも皆の持つアメリカ人ってことらしい。

確かにそういうイメージからはかなり遠いのがうちのジョン。寡黙な人である。だからといって無愛想では決してなく、人の会話に対してよく微笑んで聞いている。私から言わせると外面がよいだけだと思うのだけれど、この寡黙で優しそうな態度がやたらと友人受けしている。

(そういえば、「一家に一人ジョン」とも言われている。昔あったアメリカドラマ「大草原の小さな家」のお父さんよろしく、家の修理や片付けをまめにしてくれるから。島口(奄美の方言)でいうところの、「まりがるな人(「じっとしていないでよく動く&働く人」という意)」である。母もそういう風にジョンのことを言っている。そういえばである。)

ということで、私の友人たちの結論は、ジョンと私は逆転の関係で、ジョンがより日本人的で私がアメリカ人的なのだそうである。私としては、いろいろ反論はあるけれど、アメリカの水が合っているのは確かなので、今しばらくは、そういうことにしておこう。(そう言えば、家での役割も一般的な男女の反対を行ってる。これの説明をすると長くなりそうなので、また今後。)

ジョンについて書くつもりだったわけではないのに、、、いつものようにどうでもいいことに時間をとってしまった。今日は、ジョンのブログ「Jon's Journeys」をここに紹介したかったのだ。

この私のブログの右上にも掲載されているジョンのブログ。名前の通り旅行日誌的なブログで、旅先の出来事やエピソードを写真を中心に彼のコメントを添えて紹介している。改めて今回よく読んでみたら、これが結構おもしろい。私と違ってリンクで情報をつなげていくのではなく、ページに写真をずらっと並べて、旅先のことがいろいろと紹介されている。ひとつひとつの写真の中に、ジョンならではの視点があって、日本人ではちょっと気づかないような、おもしろい情報が満載である。特に日本社会にあふれている Jinglish (Japanese English:一見英語なんだけど、実際の英語としては意味がなりたたない日本語英語)についてのコメントが傑作である。短い簡単な英語でコメントが書かれているので、英語を勉強したい人にもちょうど良いレベルだと思うので、よろしかったら時々のぞいてみてくださいね。

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