(2000年8月10日、30分の予定の取材を45分に延長していろいろお話してくださいました。その後、スタッフのお一人西岡さんがジブリスタジオ内を案内。そのとき宮崎さんの仕事机の横で一緒に。ちょうど9年前。うわっーなんと私が若い!宮崎さんはきれいな白髪にかわっておられましたが、この写真とそれほど変化なしの感じでしたよ。)
宮崎さんとの偶然の出会いが、あまりにもうれしくて、チコに帰ってきてから9年前、宮崎さんに取材をした時の写真を思わず探してしまいました。
もうたぶん時効でしょうから、ここで少しご紹介。2000年、8月10日のことです。ちょうど千と千尋の神隠しの作品作りをされている頃で、取材をした時にはまさかこの後、アカデミー賞をとられ、名実ともに世界で宮崎さんがブレイクするとは、誰が想像できたでしょう?(知っていたら、ジブリスタジオを案内していただいた時に床に散らばり落ちていたデッサンの丸めた紙を拾って家宝にしていたのに、、、ちょっと残念 >_<,,,,)
(アニメのセルに描く前に、必ず宮崎さんがイメージを水彩で描かれるのだそうです。その絵の一つが上記の写真、右のボードの掛かっているのが見えます。ここにあるのもまたその一例。宮崎さんのイメージ水彩画がずらーりと。これだけの手間ひまをかけて、宮崎アニメの特徴である、美しい風景が出来上がるのですね。納得。)
またこの後、宮崎さんは世界から取材が殺到し、新たな取材を受けなくなってしまうのですね。できることならもう一度お会いして、またお話を伺いたいです。(宮崎さん!「こどもには自然を見せることが一番です。自然からこどもは多くを学びますから」とおっしゃってくださった言葉を受けて、うちの息子も自然を師として育ててますよ〜。宮崎さんは私の取材のことなど、きっと多くの中のひとつに過ぎず、お忘れになっていることと思いますが、私はそのとき宮崎さんの言葉から多くを学びました。あっという間に時が過ぎ、もう9年前のことになりました。あのとき「もう僕はすぐ引退するような年になりますから」とおっしゃっていましたが、あれからも作品を作り続けておられること、とてもうれしく思います。どうかこれからもずっと続けて作られることを、そしてアメリカから宮崎さんのご活躍を見続けていきたいと思っています。いやー思わずファンレターになってしまいました。)
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