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2009年3月17日火曜日

米国「芸術を通しての教育」:USSEA (United States for Education through Art)

NAEA (NAEA: National Art Education Association: 米国美術教育協会)は非常にうまく学会を運営していて、学会開催時千件もある発表も対象年齢またはテーマ毎に時間軸でよく整理されている。発表時間を見ながら、にその分類を元に、たくさんある発表の中から個人の興味のあるテーマを効率よく確認できるようになっている。見事である。例えば、義務教育における美術教育関連のテーマをを学年毎(K−12th:幼稚園から高校)に、さらに美術教育関連のテーマ毎に細かく分類して、発表を整理している。

またそれとは別にNAEAにはSpecial Issue Group (特別テーマグループ)という風に、分科グループのようなものも存在している。特にあるテーマを中心に興味のある人々が学年や地域を越えて集まり、NAEAの学会開催時に話し合いをするのである。年会費を徴収(一人$20〜30程)して、毎年、もしくは隔年でそのテーマを中心として論文集を出していることも多い。参加自由、また離れるのも自由とオープンな組織で一人でいくつも入っている場合も多い。とはいえちゃんとした組織なので、中心となる組織委員会 (Board members)をNAEAとは別に組織して運営している。(NAEA学会の場を利用して、集まっていると行った方が良いかもしれない。)

この USSEA (United Society for Education through Art) もその一つで、昨年8月に大阪で国際学会のあった InSEA (International Society for Education through Art) の米国版のようなものでもある。ということでインシアとも強く結びついていて、米国だけでなく世界を視野にいれた美術教育「芸術を通しての教育」を理念に集まっている。

私もいつのまにかイリノイ大学の先輩, Dr. Alice Arnold が代表者 (President) だったときに誘われて入って5、6年目に入るのではないかと思う。昨年は大阪インシアのお手伝いをさせてもらったので、このUSSEAにはお世話になった。特に隔月に発行されるNAEA新聞にはこの特別テーマグループの情報提供のコーナーがあり、そこでも2度程大阪インシアのことを紹介してもらった。

またUSSEAでは NAEAの学会開催中、メンバー全体が集まっての昼食会(Luncheon)も開いていて、そこで例年、米国人の中から一人、また外国人(米国人国籍ではないという意味)から一人、美術教育に最も貢献のあった人を選び、Ziegfeld Award という賞をあげている。ありがたいことに昨年2008年度はその外国人として私がその栄誉に預かった。残念ながら昨年2008年度の学会は日本にいたため行けず、開催地ニューオリンズには、私の同僚 Dr. Teresa Cotnerに代理発表並びに賞を受け取ってもらった。ところがところがインシア大阪学会のとき、そのメンバーがわざわざ私の発表時に花束と表彰を再度してくれたのである。メンバーの厚意には本当に感謝である。さらに現在の代表 Dr. Allan Richard より、今年2009年度ミネアポリスでの昼食会で、私に大阪での報告発表をしてくれとの依頼があった。たぶん昨年出れなかった私にみな気を使ってくれているんだと思う。優しいなあ。有り難い気持ちで一杯。

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