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今市子さんの作品返却のため、朝日新聞社コミック(朝日ソノラマ)の編集長、吉田さんにお会いした。背の高ーい、ひょうひょうとした感じの方なのだが、話しがまたひょうひょうとしてホントおもしろい。今さんに「作品はまだか〜」と念を送る日々を過ごされているそうな。窓をじっと眺めていると、他の編集の人に「また今さんに念を送っているのですか?」と言われるとのこと。また「いやー向こうも慣れたもので、『まだです。まだです。』と念を返してくるんだよね〜。」と真面目なお顔でおっしゃる。ヤマダさんと一緒に思わず笑ってしまいました。上はその今さんのオリジナル。もちろん「百鬼夜行抄」の律君。(そんなこと言われなくてもしっとるわい、と言われそうだけれど、念のため。)
左は「今出来上がったばかりの波津さんの原稿。せっかくなので、、、」と持って来てくださった。う、う、美しい。波津さんの作品も大好き。空気がぴーんと張りつめて、どこからか花の香りがしてきそうな、、、
話しももどして、今さ〜ん!もしネタに困ったら、奄美にいらしてくださいな。日本海とも太平洋の空気とも違う、東シナ海のねっとりとした湿度の高いプリミティブな風土で、いろいろありますよ。2009年は琉球王国の支配下から逃れてちょうど400年のち記念年。でもそれは同時に島津(薩摩)の支配下に入ったということ。薩摩の支配は多くの悲劇も生み出しているそうな。そのひとつが「人頭税(じんとうぜい)」。人の数だけ税を重くかけたそうで、間引きがさかんに行われたという史実もあります。また奄美では「まれびと」とは海のかなたから来る者で、また豊穣もたらします。しかし、、、この続きは奄美にいらしてからね。もっとありますよ(^_^)。
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