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2009年2月3日火曜日

竹宮さんそして山本順也氏(Tue., 1/19/09)

竹宮恵子さんへ少女マンガ展示会の作品を返却に鎌倉へ行った帰り、ヤマダさんと一緒に山本順也氏とお茶を。北米での少女マンガ展示会を準備していた頃(2004-5年)、なかなか作家さんとはすぐには会ってもらえないので、かつての編集の方々を通してアポをとるのが一番とヤマダさんに教えていただき、連絡をお願いしようとしていたのが、実はこの山本さん。残念ながらその頃体調をくずされていて、お会い出来ないままでいたのだか、くしくも今回お会い出来る事になった。

ご本人も鎌倉のすぐ近く逗子にお住まいとかで、わざわざ駅まで迎えにきていただいた。逗子マリーナ近くのデニーズでのお茶だったのだけど、日本をしばらく離れている間に、なんとデニーズがこじゃれたお店に進歩していました。鎌倉近辺だから特別かなと思ったけど、池袋もデニーズも似たような感じだったから、けっこう店全体で方向転換したのかなあと、勝手に思ったりして。さすがに20年も日本を離れて生活していると、かつて私が知ったイメージとはかなり違っているものが結構多いですね。

おっとまた話しが横道へ。もちろん山本さんからは少女マンガ編集時代のいろいろなお話しが聞けて面白かった。当時は少女マンガはマンガの中でも価値は認められていなくて、マンガ家の方々のみならず、編集者にも言葉にはいえないご苦労があったことと想像に難くない。今は昔と笑ってお話しされているが、道を作るというのは、やはり大変なことだ。そういった先人の方々のご苦労があって、今世界で少女マンガが花開き始めているのだと思う。 (下の写真は鎌倉の「光る海」。竹宮さんのお宅から、ヤマダさんと二人で坂をくだりながら、江の電の駅に向かったのだけれど、その時の海がキラキラして何ともいえず感激。二人でこの海を見れただけでも来たかいがあったねと、話したものです。)

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