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2009年2月21日土曜日

2008新年&三回忌in奄美

父が病に倒れてからは、なるべく年末年始は奄美に帰郷するようにしていた。それは父が2006年春に亡くなった後も続いていて、というより、むしろお正月を母一人で過ごさせるのもかわいそうで、サンフランシスコー成田(東京で一泊)、羽田ー奄美と、私自身の家族をチコの街に残し、一人で日本への帰国の途につくのが、今現在も、毎年年末の恒例行事になりつつある。(アメリカはクリスマスは重要だが、ニューイヤーイブのカウントダウンで年越しを祝った後は、通常の生活とほとんど変わりないし、ほとんどの場合、仕事は1/2からスタートするので、家族的にはそれほど影響ないだろう、と自分なりに判断してのことだけど、うちの家族は正月は私がいないものとあきらめ半分で納得しているのかもしれない。)

正直弟達家族の入る桑名か名古屋に行って、それぞれの家族や孫達と一緒にお正月を過ごした方がよっぽど楽しいだろうにと思うのだが、ことはそう単純ではないらしい。三回忌が終わるまでは奄美で、というのが母の口癖。母の気持ちを尊重して、私たち兄弟(私と弟二人)、どちらかが正月に母のもとへ急ぐ事になる。

というわけで、この年2007年も大晦日に奄美入りする慌ただしさで、東京で注文しておいたお節をピックして、飛行機に飛びのる予定が、まにあわず、さて今年は自分で久しぶりに作ろうかなあと思って、大晦日にスーパーに行く事に。なんとあるある。お節ために、小さくうまくまとめられた一品料理の数々。これなら買った物を詰めても立派なおせちが完成ではないの。

と、2008年のお正月は母と私と父の写真と三人一緒に手抜きのおせち料理でのお正月となりました。が、結構立派。「やっぱり料理は配置次第で、おいしく見えるのよね〜」と自画自賛。お吸い物と奄美の豚骨(とんこつ)だけは自分で作って、後はほとんど出来合いで済ませてしまいました。おだてると木に登る娘の性格を知り尽くしている母は、「やっぱりあなたは本当に料理が上手ね〜」と。これが料理と言えるのなら、世の中のほとんどの人は料理がうまいに違いない。とはいえ、やはり母(身内)にほめられるのは一番うれしいものですね。この後、うちのお節の方法はこういう形になってしまうだけど、まだこの時は、母におだてられた余韻が残っていて、来年はしっかり作るぞ〜と思っていたのでした。

さて、年明けて、この2008年は父の三回忌(実際には2年目)。ということで、三兄弟家族が3月に久しぶりに全員奄美で集まりました。にぎやかなことが好きな人だったから、小さいながらも家族親戚が集まっての祝いの席に喜んでくれたのではないかと思っているのですが。さてどうだったでしょう。お父さん。
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