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2013年1月27日日曜日

シドニーより愛を込めてラストメッセージ 其の6:Last Day & Message from Sydney (Sun. 1/27)

あっと言う間に旅の最後の日。夕方4時のユナイテッドでシドニーからサンフランシスコ(SFO)でチコ(CIC)の街へ。12時間のフライト予定ですが、時差があるので時間が戻って当日朝の10過ぎにSFOに。そこで5時間の乗り換え待ちの後(長〜い。涙)、チコの街にはやはり当日夕方5時過ぎに着く予定。

昨日の最後のイベントは州立美術館へ。ぎりぎり1時間余で駆け足の特別企画「フランシスベーコン展」。最初は、ベーコンおなじみの画家なのでふうんと軽く考えておりましたが、、、ベーコン単独での展示会は初めて。どうだといわんばかりの予想をいい意味で裏切る素晴らしい展示会だった。彼の絵がなぜ見る人を不安にさせるのか、その叫び声が聞こえるようでありながら不完全で走り描きのように描かれる彼の人物画。その表現方法以上に彼の生い立ちや当時英国社会では法に反するホモセクシュアルの人間関係がそうさせたのか、、、等々いろいろ多くのことを考えさせられました。時代と共に作風の変化も顕著。やはり時代を追ってその変化を体感できる一人展は良いですね。そのベーコン展の後、これまたざっとですが、これこそ見たかった「アボリジニアート」のNSWギャラリーコレクションを駆け足で。そこであっという間に5時で時間切れ。

そこで最後の日はもう一度同美術館へ一般コレクションを見に。最後の日は別れをおしんでかの小雨模様。ホテルから徒歩15分程の近距離を傘を片手にテクテク。まずは「近代アートコレクション」を。これがまた予想以上にすご〜くよかったの。写真も撮りほうだいでここには更新できないものの、授業で使えるなあ(あっそうそう一般入場料も近代美術館同様無料。特別展のベーコン展は有料でしたが、スピーカーだということで、無料だったの。感激〜)。さらに、昨日ざっと一人で見たアボリジニアートのドーセント解説にも偶然参加。アボリジニ(Aborigine)という名の下、二百以上の言語が存在していたこと、それによってアートの特徴も異なっていたこと。現在は50余に減ってしまったこと等々、初めて知ることばかり。12時半までの2時間半はあっというま。

後ろ髪を引かれながらも美術館を後にしてて、出発前に急ぎ足でお昼を食べに。これは昨夜疲れてみんなと一緒できなかったレストランに行く事に決めていた。そこで再びオイスターとビールで閉める予定。だったのが、、、なんとそこのレストランは今日は夕方までクローズとのこと。金曜はお昼にあいてたのに、そしてバーは開いているのに、どうして?涙こらえて最初に朝食をたべてカフェへ。そこでラムのシチュー(+4種の野菜のサイド)とお気に入りオーストラリアンコーヒー「フラットホワイト」を注文(計$14 AUドル)。

1時15分。予約しておいた乗り合いシャトルバス($16AUドル)にホテル前から出発。その後いくつか乗客をピックして空港に着いたのが、2時。チェックインをすませ、出発までの時間を利用して、今日(1/27)15歳の誕生日の海のためのおみやげ(件プレゼント)を物色。シドニーを後にしたのでした。

(来年2014年の夏7月。今度は家族で再びオーストラリアに。次回はメルボルンで開催の「第34回InSEA国際学会」参加です。が、前回3年前のハンガリーのブタペストでの大会参加同様、家族でひと月ほどをかけて、いろいろ回る予定。できたらオーストラリアに加えてニュージランドも。楽しみはまた後で ^_6)

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