確かに今までの同シリーズの中でも(といっても全部見ているわけではない)秀逸のでき?と言われればそうかも。内容を一言でいうと、ロシアのマッドサイエンスト(狂った科学者)が世界をもう一度浄化してやりなおすために、原爆を落として一度世界を終焉させてからやりなおしを企てる。それをテロの汚名を着せられたイーサン(トムクルーズね)率いるチームがロシアのKGB当局(?)らに追われながらも、それを阻止するというもの。
ストーリー的にはよくあるパターン。私がおやっと思ったのは、そのマッド科学者が原爆を落として世界を浄化する理由のよりどころが、日本だったこと。彼曰く「第二次世界大戦の広島と長崎を見よ。投下後は数十年も草木が生えないと言われた大地が見事によみがえり、両都市が大繁栄を遂げたではないか!」というもの。
マッドサイエンストの言葉とはいえ、(米国側がよくいうところの)原爆投下を戦争終焉の必要論としてではなく、現代社会を浄化するための必要手段と聴衆に向かって訴えている言葉に驚きと違和感。
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