奄美空港からいつものように(一応)空港リムジンバスに乗り込み、矢之脇町の実家に着いたのが1時過ぎ。さて自転車で母のいるハピネス浦上(高齢者賃貸住宅)までただいまの挨拶にと思ったら、なんと私と海の自転車二台ともパンクしているのに気付いた。あわてていつもの自転車屋さんに持って行くと3時までにはなおしてくれるとのこと。3時過ぎに自転車をピック。海と二人でさあレッツゴー!しゃかしゃかしゃかしゃか(自転車のペダルを踏む音)30分。ハピネスへ。スタッフの皆さんにご挨拶して、さあ母はどこだ?
デイサービスの部屋から私達を見つけた母がいそいそと廊下まで出て来る。
「わあ雅美ちゃーん!来たのね」とまるで夏休み明けに久しぶりにあった女学生同士の挨拶のように抱きつく79才の母。満面の笑顔。海の名前が出てこないのか「私の孫です。雅美の子です。」と皆に紹介する母。「うみという字を書くのよ。お母さん。」と伝えると「海(かい)君!海君!」とうれしそうに連呼する母。ちょっと照れる海。「お母さん、ちなみに私のだんなの名前覚えている?」の質問に「ジョ〜〜ン!」。みんなで大笑い。
(この笑顔に会いに私達ははるばる海を渡って来たのだ!その価値はあるよね、海君!今年もまた奄美に行きたいと行ってくれた海に母としてはサンクス!)
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